ハンドレページHP42の尾輪の仕組みを描いてみました。
まあ地味な部分ですので、なかなか資料が見つからなかったのです。
それに、地味な部分ですので、さっとくっつけたら作業終了の端役で済まそうと考えていました。
得てして、そういう、ある意味逃げていると、逆に設計が進まないものです。
どんな細かい写真でも拡大してルーペで見ているとヒントは隠されています。
そして細部を知れば、地味な部分も主役級に見えてきます。
こうなると一気に設計は進みます。
以前、NACA(NASAの前身)のHP42についての1930年のレポートに
尾部の骨組のスケッチを見つけましたが、私は逆にこの図に惑わされていたのでした。
後部の縦の1本棒(C-A)も胴体内に収められていると思い込んでいたのです。
この棒は胴体からはみ出ていたのですね。
CとAに穴を設けて、サスペンションが動くようにしようかなと企む。
ね、主役級に見えてきましたでしょ。
タイヤの直径は5mm。
むずかしいぞー(楽しんでくださいね)