飛行神社にて取材中の私(岩見慎一)。
京都府八幡市にある飛行神社は、二宮忠八が航空安全祈願のために創建したもの。2012年末に、展示保管されている模型を計測させていただきました。
こちらは二宮忠八が描いた玉虫型飛行器の図。
軍隊に所属していた1893年頃、飛行機の開発を上申したのですが
当時はまだライト兄弟すら飛んでいない時代。
あえなく却下されてしまいます。
飛行機開発を継続するも動力となるエンジンを模索中、ライト兄弟の初飛行を知り、完成していた実物大の機体を破壊してしまいました。
当社のA006 玉虫型飛行器は、飛行神社の展示模型の1/8サイズです。
展示模型に乗ったパイロットの大きさから判断して、実物のスケールとしては1/48程度になりますね。
このパイロットは、立体的なフィギュアではなく、木の板に絵具で彩色しただけのもの。
A006は、あえてその板状のパイロットを模しています。