基本的な作り方

エアロベース一番人気のエトリッヒ・タウベ(B007)を例にとって

基本的な作り方を解説します。

品番Bのマイクロウィングシリーズはどれもパーツが少なくて

初めて作るエアロベースとしてもオススメです。

1~2時間で完成します。

エトリッヒ・タウベは1910年に初飛行した第一次世界大戦の偵察機で、オーストリアのIgo Etrich(イゴー・エトリッヒ親子)が設計しました。
タウベ(鳩)の名で鳥にそっくりですが、鳥を模したのではなく、羽を持った植物、アルソミトラ・マクロカルパの種子が滑空することにヒントを得た飛行機です。

Igo Etrich (肖像:ドイツ博物館提供)

キットを開封してみましょう。

コンパクトなパッケージに真鍮エッチングパーツが入っています。

説明図は日英2か国語表記で絵を多用したステップ・バイ・ステップ方式。順番通りに少しずつ進めれば完成します。

エアロベース オリジナル

抗菌革のピンセット

公式ストアで購入いただけます。

例:タミヤのストレートピンセット

安価で、初めてのピンセットとして

おすすめできます。

使い始めはにぎりが硬いですが、使っているうちに

柔らかく握れるようになります。

たくさん作ってください!

必要な工具はこれだけです。
あとはカッターマットがあればきれいに切れますが、パッケージ(台紙)の上でも切れます。

細い線でワクにつながっているパーツを切り離します。
軽くプチっと押し切れます。

テスト用のパーツが入っています。

まずはこちらで試してみましょう。

 

赤丸で囲ったものがお試しパーツです。タウベには使用しませんから、気楽に切ったり曲げたりしてくださいね。ちぎれるポイントもつかめます。

ヒントの別紙がついています。

では、組み立てていきましょう。

パーツ1番(胴体)と2番(垂直尾翼)を組み合わせます。
この時点では、2番はまだフラフラしていますが、OKです。
途中で接着剤をつけると、曲がったまま固定されたりしてうまくいきません。

パーツ3番(水平尾翼)と4番(翼柱)を取り付けます。

数字が書いてあるところは「持ち手」です。
5番を取り付けたら切り離して捨てます。

リブ(小骨)をひねって立てるだけで立体的な翼になります。

形が見えてきましたね!

※ここは特殊なやり方ですから注意してください。

 

一度、胴体と翼をはめてみます。
再び外してください。

パーツ8番(V型支柱)でカウルと翼をとめます。
この状態で再び胴体と組み合わせます。

この1枚のパーツを曲げていくと・・・。

こうなります!

プロペラをひねります。
ふっと息をかければ回転します。

なんだか翼がのっぺりしていますね。

そこで、細い線の部分(翼後端)を指で丸めてかっこ良くしましょう!

ネームプレートにお好きな色を塗り・・・。

紙やすり(600番)の上で文字面をこすると、

立派になりました!

キットに入っているアンケートハガキに「展示台プレゼントシール」を貼って当社まで郵送された方にアクリル製展示台をお送りしています。

タウベとお出かけしました。(撮影協力:和歌山市 コモレビ)

マイクロウィングシリーズのご購入はエアロベース公式ストア

お客様の声も参考になりますね。

当社製品の対象年齢は15歳以上です。お子様が作るときは、必ず保護者がつきそい、パーツの尖り、パーツの入った袋をかぶらないこと、工具の扱いと保管に注意を払ってください。当社製品の素材は主に真鍮、銅、ステンレス、ホワイトメタル、マグネット、ヒノキです。アレルギーのある方はご注意ください。

すべてのエアロベース製品はモデルキットデザイナー岩見慎一が設計し、国内の委託工場で生産しています。